ご挨拶

TCAD技術のフロントランナーとしてエレクトロニクス産業の発展と未来社会の基盤づくりに貢献する。

トランジスタは、1948年にAT&Tのベル研究所が発明して以来最も急速に技術革新が進んだ電子部品です。今日では産業全体の市場規模は30兆円に達し、情報家電、自動車、産業機械、医療器械等様々な製品の付加価値を高める非常に高度で産業コアを形作る部品として利用され成長しています。

成長の牽引は主に“記憶する”、“コミュニケーション”するという社会の要求を満たし支えた多数の継続的な技術革新です。満足感が次の要求を想起、意識させ新製品を作り出し発展してきましたが今日の技術課題である高機能・高集積・省電力化、さらに低コストでLSIの製造に対処するには巨額な研究開発資金が必要となってきています。

LSIの開発ではECAD(Electronic CAD)は必須のシステムとして利用されています。一方、TCAD(Technology CAD)はLSIの構成要素であるトランジスタの開発において必須のToolとして定着し、その利用はますます増え続け一層の利用効果が期待されています。業界による活用差はあるものの自動車産業は巨大なCADシステムを活用することで概念設計、製品開発、製造プロセスを短期間に実現し、結果としてコスト減及び市場競争力を勝ち得ています。半導体・LSI産業が競争力を持ち、今日の課題に対処し続けるには研究開発資金を含め生産コストを抑え込む技術開発が求められ原理、現象の解明に遡った科学と技術の知見を活用した設計・開発と製造技術においてTCADを徹底的に活用することが競争力獲得の重要な要件であると確信しています。

当社は、このような背景のもと半導体産業を発展させることが産業競争力及び科学技術の恩恵を人類にもたらす基礎となることを確信し、今日の課題解決の基盤ToolとしてTCAD(Technology CAD)を半導体の開発に関わる技術者に供給することが使命と考えています。全ての役員、社員はこの目標に向かい勇気と情熱、献身と信念を持った集団として日々活動しています。

代表取締役 山田和夫