光波動解析システムTiSSiEN-POPの高速バージョンを発表

TCAD International, Inc.
3次元波動解析システムTiSSiEN-POPの高速バージョンを開発
イメージセンサーに適用し性能を確認
株式会社TCADインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田和夫)は、3次元光波動解析システムTiSSiEN-POPの高速バージョンを開発したので販売を開始しました。
独自に工夫した3次元波動計算手法にさらなる改良を加え

解析対象:イメージセンサー
波長:可視光
使用計算機:1CPU、クロック周波数3GHz
格子点数:40,000,000

に対して3次元光強度計算を行った。その結果、FDTD法に比べて2桁の驚異的な高速計算を達成しながら十分な解析精度を得たことを膨大な異なる計算条件で試行し確認しました。
TiSSiEN-POPの販売開始日
2008年7月1日

TiSSiEN-POPの主要な特徴
・高精度な3次元形状構築機能を持つので解析対象の表現に優れている。
・独自工夫の高速3次元波動計算手法はFDTD対比2桁の高速計算を実現。

従来の計算方法
3次元波動計算手法はFDTD法が広く知られているが莫大な計算時間とメモリを必要とすることからMPIを用いた並列分散処理や専用計算機を用いた取り組みなどが行われていますが、いずれも計算コスト増大の課題対処が困難であるので実用面において導入障壁となっていました。

TiSSiEN-POPの与えるインパクト
一般的に、シミュレーションを用いて設計パラメータを求めるには、膨大なパラメータの組み合わせを計算しなければならないため、1回当りの計算に要する時間/コストは実用的な範囲が求められる。コストダウンを迫られる製品設計・開発部署のエンジニアにとっては、FDTD法を実装した商用プログラムでは困難であるが、これらの問題を解決したTiSSiEN-POPは導入障壁を大きく下げることが出来る。このことにより、3次元波動計算を諦めていたエンジニアにとってはTiSSiEN-POPを利用することで設計のフローまでも変える大きなインパクトを与えることになると期待される。

TiSSiEN-POPの適用分野
TiSSiEN-POPは複雑な多層膜から構成されるイメージセンサーの光学設計への利用の他、太陽電池の解析、3次元光回路解析、リソグラフィー適用できる。

今後の予定
マルチコア対応によるさらなる高速化。

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